新型スペーシア・スペーシアカスタム11/22発売決定！なにが変わった？注目ポイントを解説【軽スマイル】

2023年11月18日

スズキから新型「スペーシア」と「スペーシアカスタム」の発売が、2023年11月22日決定しました。待望の新型車が登場することで、どのような進化や変化があるのか、注目ポイントを解説します。

１．デザインの進化

＜エクステリア＞

「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いから、頑丈で大容量のコンテナをモチーフとしました。頑丈なコンテナのプレス面を連想させるボディーサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れたデザインになっています。

新型スペーシアのエクステリア

ボディーを上下に分割する力強いキャラクターラインにより、頑丈で立体的な造形になりました。親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを採用。

車体色は「ミモザイエローパールメタリック」と、「トーニーブラウンメタリック」が新色として登場しました。また、2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用し、モノトーン8色、ソフトベージュ2トーンルーフ4色の全12パターンがあります。どれも優しい印象のカラーです。

新型スペーシアカスタムのエクステリア

メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現したデザインです。内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプ、クリスタル感のある肉厚インナーレンズのリヤコンビネーションランプを採用し、華やかな印象となりました。

車体色は、「ピュアホワイトパール」や「インディゴブルーメタリック2」をはじめとした上質感のあるカラーを採用し、モノトーン7色、ブラック2トーンルーフ4色の全11パターンが設定されています。

＜インテリア＞

インパネや前席ドアのアッパー部分を立体的な造形とすることで、充実感や広さを演出しています。カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで、ここでも頑丈で大容量のコンテナを表現しました。

新型スペーシアのインテリア

ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色し、居心地のよい室内空間となっています。グレーを基調としたカラーメランジシート表皮を採用し、アウトドア家具のような心地よい雰囲気があります。

新型スペーシアカスタムのインテリア

スペーシアカスタムは、ブラックを基調とし、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックのコンビネーションにより、上質で落ち着いた雰囲気の空間となっています。

スエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めく華やかなデザインです。さらにHYBRID XS、HYBRID XSターボは、シートサイド部を艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めています。

２．快適性の進化

プラットフォームには「HEARTECT（ハーテクト）」を採用し、スペーシアの特徴である広い室内空間を実現しました。

リヤシートに「マルチユースフラップ」をスズキで初めて採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードが選べます。より快適な空間となります。

他にも、後席センターアームレストや、スマートフォンやタブレットを立てかけることのできるストッパー、幼児用マグや500mLの紙パックにも対応したドリンクホルダー、テーブル格納時でも使用可能なショッピングフックを備えたパーソナルテーブル備えられました。

快適性と実用性のどちらも叶えられる工夫がたくさん散りばめられています。

３．安全性の進化

①ミリ波レーダー　②単眼カメラ　③超音波センサー

ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備しました。さらに、衝突の回避や被害軽減を図る「低速時ブレーキサポート（前進・後退）」も全車標準装備です。

アダプティブクルーズコントロール（ACC）［全車速追従機能・停止保持機能付］も採用されました。カーブ進入時に減速するカーブ速度抑制機能や、車線変更時の加減速を補助する機能、割り込みなどに対する接近警報機能などを新たに追加しています。