ダイハツムーヴシリーズを解説！カスタム・キャンバス・コンテ・ラテ【軽スマイル】

2024年1月23日

今回はダイハツの人気車種、ムーヴについてご紹介します。ムーヴには、さまざまな派生モデルが展開されており、それぞれに特徴があります。自分にピッタリの車種をみつけるために各モデルの違いを把握しましょう。

ムーヴとは

1995年、ダイハツ初の「スペース系軽自動車」として誕生したダイハツを代表するロングセラーモデルです。2014年のフルモデルチェンジで6代目へと進化したムーヴは、「次世代ベストスモール」を目指して開発されました。ビッグキャビン&ウルトラコンパクトノーズという基本フォルムを磨き上げ、年齢や性別を問わず多くのファンを魅了しました。

残念ながら2023年6月末に生産終了しています。フルモデルチェンジして復活する噂もありましたが、現在ダイハツは認定審査における不正行為により全車出荷停止しているので、復活の実現は当分先になるかもしれません。

ムーヴの派生モデルシリーズ

１．ムーヴカスタム

ムーヴカスタムは初代から設定されているモデルで、特別仕様車の「エアロダウンカスタム」シリーズの人気を受け、正式なモデルとなりました。フロントグリルやライト類を中心とした前後のデザインを大幅に変更し、迫力を持たせた外観が特徴です。

内装についてもスポーティかつ上質なイメージでデザインされています。標準モデルでは4代目でいったん廃止されたターボエンジンは、ムーヴカスタムでは一貫して設定されています。

２．ムーヴキャンバス

ムーヴキャンバスは2016年に発売された軽自動車であり、ムーヴシリーズの中では最も新しいモデルです。クラス初となる両側スライドドアの採用で使い勝手のよいパッケージングを備えるとともに、国産車初となる後席シート下収納「置きラクボックス」など、幅広い世代の使いやすさを考えた新しいアイデア装備が盛り込まれています。

個性的なデザインと実用性や機能性の高さから高い人気を集めています。

３．ムーヴコンテ

ムーヴコンテは2008年から2017年まで発売されていました。「スクエア+」をデザインコンセプトに、四角さを強調したシンプルでありながら完成度の高いスタイルとして開発されました。プレミアムソファシートはフランス人デザイナーが手掛けるなど、内装にもこだわりが盛り込まれています。

４．ムーヴコンテカスタム

ムーヴコンテカスタムはムーヴコンテと同時に登場しました。角型ヘッドライトの下に食い込む形で配置される丸型ヘッドライトが特徴で、専用バンパーとともに迫力あるフロントフェイスを実現しています。また、リヤスポイラーやクリアクリスタルのコンビネーションランプなどが装備され、スポーティな印象があります。

５．ムーヴラテ

ムーヴラテは2004年から2009年まで発売されていました。肩の力を抜いたラインと「まる」をバランスよく組み合わせ、おおらかでほのぼのとしたデザインが特徴的です。インテリアも「まる」を基調とし包み込んでくれるようなデザインになっています。また、女性の考える「あったらいいな」をカタチにするべく、シートバックティッシュポケット（助手席）や、オートオープン式のワンプッシュ式前席カップホルダーなど、利便性を追求した収納スペースが確保されています。